艦これ天城のデザインについてツイートします。
デザインの基本的な反映の仕方は雲龍と同じですので、ご興味ある方は少し前にツィートした、艦これ雲龍についてのツィートを読んで頂ければ幸いです。

●天城改
雲龍と比較してビキニアーマーを3次曲面から二次曲面を多めの物に、服、脚鎧などの飾りも省いて簡略化しています
名前元の天城山に因んでアクセサリなどに僅かに天狗分を入れました。髪飾りは楓と結袈裟の房、靴は一本歯下駄です。
胸のサイズは機関の提供元が重巡でしたので、重巡並に。
●天城初期
着物姿は三ツ子島に擬装繋留されていた姿を表現しています
天城改の鉄ブラ、手蓋、服等の上に擬装(着物)を付けています。
着物の柄に松の木、道路、土、擬装網等、擬装に使われた物を取り入れています。
乗せられた擬装の為に甲板の機能は妨げられていましたので、甲板は帯に。旗竿は袋に収納されています。
繋留時は第4種予備艦となっていた為人員は最低限しかおらず、浸水に対するダメージコントロールができずに徐々に傾き、転覆しました。
ですので下の防御力を下げる表現で脚の鎧は外してます。
初期天城の絵は後ろに隠していた腰艤装を前に展開させる途中のイメージです。
開幕戦の画面の暗さに溶け込んだら面白いかと思い、暗めに塗ってます。
この予備艦の段階区分、数字が多くなるほど悲しいことになるんですが、これについて書いた本が出てこない。
どこいったかな。
初期天城で胸が大きいのは着膨れです。
艦これ天城を描く上で資料としたのは
ミリタリークラシックスvol.20、丸2012年10月号、艦船模型スペシャルno.46、潮書房 軍艦メカ 日本の空母などです。
まとめてのお礼で恐れ入りますが、天城を取って下さった方、取ろうとしてくださった方、皆様ありがとうございます。
初期天城の帯ですが、普通の着物の帯の長さは4メートル近いので人が持てる幟程度の長さだと全然足りません。
なので、背中の結びは結んである形に作られたものをポンと付けているフェイクです。中破の時に留め金がちょっと見えます。
くーろくろ先生(@ku_ro_kuro )がツイートしていた天城ですが、天城を含め雲龍型空母の資料は本当に少なくて、これまでのミリタリーコンテンツで取り上げられることがほとんどありませんでした。艦これのおかげで有名になったので、よろしければ他の艦娘ともども大切にしてあげてください
雲龍型の資料は「ミリタリー・クラシックス2008年03月号」の「蒼龍」「飛龍」「雲龍」特集が最もビジュアルが豊富でよくまとまっていると思います。内田が戦歴記事を担当していますが、まぁその、今でもライター仕事はしてますよということでw
amazon.co.jp/MILITARY-CLASS…
(過去)雲龍のデザインについてのツイート
左手に持っている飛行甲板一式は神社幟を手に持てるようにアレンジしたものです。
先端についているのは鯉幟の先にあるのと同じ龍玉です。
式符が出ているのは御札入れです。
大型機運用前提の艦ですので符自体を大きいものにしてあります
空母雲龍は弾薬庫は充分な装甲で覆われていますが上部船舷装甲が削減されていますので、これを大事な所だけ覆ったビキニ鎧として描く事にしました。
鎧を付けるという事で上着は鎧下着をベースにして極短の手蓋をつけています。
雲龍では戦訓を生かし格納庫の換気機能の大幅強化がされていますので上着は袖なしで丈を詰め、一番換気が必要そうな服の胸中央を開口しています。
和服で穴あき服をどう表現するか考え、上杉謙信の鎧下着にボタン止めが使われていたのをヒントに、ボタン二つで留めた真ん中が開いている形にしました。
服と鎧の横のダークブルーのラインは、コントラストの強い色で実際の輪郭より小さい模様を描く事によって商船に欺瞞する為の迷彩です。
袴スカートは未戦闘艦という事を出仕前の巫女さんに例えて白袴ベースにしています。
中破時に見える下着は甲板の迷彩の黒い縞部分のイメージです
下部船舷装甲の増加を脚部鎧で表現しています。
雲龍の砲は反対舷も射撃できるように配置されていましたので、腰の艤装は可動アーム式にして体を迂回して射線を通せるようにしました。
艦橋とその前の高角砲と機銃は銃型に纏まっていて、持って射撃できるようになっています。対空戦闘能力の高い艦なので。五十鈴の銃みたいな感じです。(書き忘れ



>胸のサイズは機関の提供元が重巡でしたので、重巡並に
愛宕基準かな?